ときメモＧＳで新婚さんいらっしゃーい!

隣の部屋から聞こえてくる新婚さんいらっしゃーい!を肉を切りながら聞いていて思いついたネタです。
台本小説が平気な方はどうぞです～

姫条:次の新婚さんはどんなんやろな?

姫条＆藤井:新婚さんいらっしゃーい!

(不機嫌極まりないといった表情の氷室と緊張した主人公が手を繋いで登場)

藤井:はばたき市にお住まいの氷室夫妻でーす!

姫条:おおっ!ラブラブで登場ですなっ!

氷室:(顔を真っ赤にしながらも先に主人公に座るように促し椅子に座り)

姫条:ほんなら、自己紹介をお願いしますわ。

氷室:氷室零一だ。私立はばたき学園で数学教師をしている。以上。

主:その妻、氷室澪です。専業主婦をしています。

姫条:以上って、なんや堅物な旦那さんですなぁ。

藤井:それじゃ、二人の馴れ初めって奴を聞かせてよ。

氷室:彼女とは彼女が在学中、つまり、生徒だった時に会った。
断言しておくが、彼女の在学中に……や、やましい事があった事は一切ないっ!

姫条:まだ、なんも突っ込んでませんがな……

藤井:奥さんはどうだったの?

主:最初は怖そうな先生だなと思いましたが、本当は生徒一人一人を大切にする優しい先生だなって思いました。
で、社会見学していて更に好きになったんです。

姫条:社会見学?

主:はい。２人っきりでいろんな場所に行ったんです。

姫条:それは、社会見学とちゃうんじゃないか?

藤井:立派なデートだよねえ。

氷室:違うっ!社会見学だ。確かに心無い者はデートと称するかも知れないが、純粋に彼女の向学心を満たすための行為でしかない。

姫条:旦那さん、落ち着きや～

藤井:ん～。じゃあ質問変えてと。
奥さんに悩みがあるって聞いてるけど一体、なにかな?

氷室:(澪をまじまじと見つめ)
悩みがあるのか?

澪:はい。零一さんがなかなか夜に……

氷室:(澪の口を塞ぎ)
ストップ!ストップだ!

藤井:でも、これこの番組の名物だからさぁ～
夜の生活の悩み。

姫条:進行せえへんから勘弁してや～センセ。

氷室:いや、断じて発言を拒否するっ!
第一、夜の生活などプライベートに介入し過ぎだろうっ!
私はこれで失礼させてもらうっ!
失敬。
(澪を小脇に抱えて会場から立ち去る)

姫条:あ、ありがとうございました……

藤井:では次の新婚さんいらっしゃーい!


結論。ヒムロッチで新婚さんいらっしゃーい!は成り立たないと。
次は格で遊んでみようかなぁ。
てか、こういった悪ふざけなら幾らでも書けるのに(泣)